ジミ・ヘンドリックスエクスペリエンスのメンバーと特徴とは?

      2019/08/18

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「ジミ・ヘンドリックスの体験」とはいささか奇妙なバンド名だ。

 

いうならば「ジミの世界体験」ージミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス

 

この体験で「何かが変わった

幸福なリスナーが無数にいることを

私は知っている。

 

全ての幸福者に会った訳ではないが

私は知っている。

 

何故なら私がその幸福者だからだ。

 

その強烈な体験は

確実に私以外の

「他人にも起こりうる」

 

それを確認出来るほどの

「ジミの体験」の

濃度の濃さ。

 

言い換えるとジミの

 

「純度の高い演奏」

 

それはバンド、「ジミ・ヘンドリックスエクスペリエンス」から始まった。

 

そのバンドは高純度の「感染」でもあった。

 

それをここで

あえて「言葉」で

書き表わしてみたい。

 

少々お付き合い願いたい。

 

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ジミ・ヘンドリックス「エクスペリエンス」の構成メンバーは?

エクスペリエンスの構成は

三人組であった。

 

ギターはジミ・ヘンドリックス

ベースにノエル・レディング

ドラムがミッチ・ミッチェル

 

という最小限のバンド体勢からなる

スリーピースロックバンドである。

 

ジミ以外の二人の特徴を紹介すると、

 

ベースのノエルは、安定的なベースラインを

トリッキーさをあまり出さず

確実にきざむことで、

自由なジミに

安心してギターを弾けるような、

土台の提供で

サウンド作りに貢献した。

 

ドラムのミッチだが、

これがなかなかのくせ者である。

ノエルが土台作りに徹底したのに対し、

ミッチのアプローチは

「ジャズ」であったのだ。

 

このジャズという

異色さがジミのエキセントリックな

ギターととてもマッチした。

 

曲によっては、

ミッチはドラムソロもフューチャーされ

バンド「エクスペリエンス」

になくてはならない存在であった。

 

こんな様々な個性(ノエルは元々ギタリストであった!)

の三人が繰り広げる演奏は

鬼気迫るものであった。

 

 

ジミ・ヘンドリックス「エクスペリエンス」の特徴は?

ジミヘンドリックスの「エクスペリエンス」の特徴は

破壊的かつ創造的であった。

 

対義する「破壊」と「創造」だが

このバンドは見事にそれを

体現している。

 

まず破壊だが、

何も破滅的な事を

したわけではない(ギターは燃やしたが!)。

 

今まであったスタイル

ブルースの音使いや

ギターの音程をあげる

ギター音質を歪ませる

 

といった「常套句を限界まで押し広げて」

ボーダーラインを

超えていった

 

それは既存の方法を

理解した上での

「破壊」なのだ。

 

もちろん創造も同時に

遂行された。

破壊、または分解した音楽の

概念を

組み合わせ、変化させ、

作曲、演奏をした、ジミ。

 

創造という名の実験

 

その工程で

バンドは斬新なサウンドを

次々と生み出した。

 

破壊と創造の相乗効果であり

そしてそれは

三人の個性豊かな演奏家が

繰り広げた

音の「応酬」であったのだ。

 

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ブルースロック?

エクスペリエンスは

ブルースロックバンドのカテゴリーに

位置している。

 

しかし、わたしはそうは思わない。

 

確かにサウンドとしてはブルースロックバンド

なのだろうが、

あの三人が行ったことは

 

ジミの見えている世界を

音楽のチカラで聴き手に体験させる

 

であった。

 

その世界とは紛れもなく

ジミ自身の理想であり、

彼が想像した音の像であった。

 

もちろんブルースは根底にある。

しかしジミはその先を見ていた。

ブルースがもっと発展させられることが可能なことも

おそらく知っていた。

 

だからエクスペリエンスは

ブルースの高速化、目から鱗の音階を

使用するなど、

 

破天荒なスタイルをつくり続けた。

 

それは「ブルースロック」の

カテゴリーに当てはめるには

スケールが大きすぎた。

 

ジミの世界

 

だいたいにして「エクスペリエンス」

というバンド名はおかしい。

 

本人が「俺の体験だあ!」

というだだろうか?

 

「俺ら最高のロックやるぜ!

だからバンド名は「最高のロックバンド」だ」

 

ってのに近い。

 

むちゃくちゃなことに思われるが、

音源聴くと、そのたびにジミの世界に

連れて行かれてしまうのだ。

 

いや、ジミの世界ではない

 

私が

「ジミ」を体験してしまうのだ。

 

あの三人の演奏の化学反応

破壊と創造

それらが何処までも発展できるという事実。

 

これら条件が合わさった時、

ジミの音像そのものに私が突入するのだ。

 

そしてそこは

「ジミ・ヘンドリックス」という

いや、バンド

「ジミ・ヘンドリックスエクスペリエンス」

という世界の体験に招待されている。

 

その世界の自然さ

こう書いていくとジミの世界が

「高度なハイ」な体験を提供してくれる

音楽装置のように思われるが

それは少し違う。

 

ジミの音楽はとても刺激的だが

それはとても「自然なのだ」

 

特にエクスペリエンスでおこなっていた

サウンドは、

水滴が上から下

滴り落ちるレベルの

必然的」ともいえる

印象がある。

 

それはなぜか?

 

ジミは、彼が想像した音楽を

やりたかったようにしか

やらなかったからだ。

そしてそれが、とても理にかなっていながら

その上で刺激的なものになっていた。

 

エクスペリエンスというバンドで

個性をぶつかり合わせながらも

それを最期まで貫いた。

 

だからブルースの解体も

奇抜な音階も

攻撃的なソロも

 

彼は

やりたいようにやった。

 

その自然さは

まさしく

空気とか水

などのレベルに近い

音楽の昇華になってしまっている。

 

エクスペリエンスーとしての体験

それはジミたちの「演奏体験

 

であり

 

上質な「自然体験

でもある壮大な音楽となっている。

 

最後に

エクスペリエンスの楽曲は

どれも非常に優れている。

 

リズムセクションの優秀さを

ジミは理解し、信頼して

楽曲を作ったのではないかと

私は思っている。

 

天才的なギターを弾くジミであったが

演奏がのらない時もあった。

 

ジミ・ヘンドリックスが遺した伝説ー私達がみているもの

 

そんなジミが不安定なときでも

ノエルとミッチは手堅いプレイを

常としていた。

バンドとしてジミをしっかり助けた。

 

そんな3人が創り上げた

ー自然かつ刺激的な

「エクスペリエンス」という世界。

 

あなたも一度

足を運んでみてはいかが?

 

 

 



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