都市伝説とオカルトの深い関係性!都市伝説がオカルトを支えている

      2019/08/15

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皆さん、都市伝説はお好きですか?

 

都市伝説は、

ホラー風な話から

SF風な話

はたまたリアリティにとんだ話まで様々なものがありますね。

 

都市伝説はオカルトと同様に、多くの作品の題材になっています。

都市伝説もオカルトでしょ?

と思われるかもしれません。

 

しかし、厳密には別ジャンルのものではないかと、私は思うのです。

その理由は、オカルトと都市伝説の関係性にあると考えています。

 

今回は都市伝説とはなんなのか

オカルトと都市伝説の関係性

この二つを考察と解説を交えてお話しします!




都市伝説とオカルトは進化する!ネット上での都市伝説「ネットロア」

発祥した当時の都市伝説は

人の口伝で伝えられていきました。

 

時代が流れ現在では

都市伝説はネット上にも存在するようになったのです。

ネットを介して広まり

話の起源にネットの存在がある都市伝説を

「ネットロア」といいます。

 

インターネット×フォークロア(都市伝説)を掛け合わせた造語です。

2ちゃんねるなどの大型掲示板に投稿される根拠不明な体験談

不幸の手紙のようなチェーンメールがネットロアに該当します。

 

現在の都市伝説は、ネットロアであることが多いです。

インターネットと通信機器の発達で

従来より都市伝説の広まるスピードは格段に上昇しました。

 

話の性質も変化したように思います。

 

ネットロアの代名詞「きさらぎ駅」

例えば、「きさらぎ駅」というネットロアは

物語が不思議な体験の実況という形で語られていきます。

簡単にどのようなものか説明すると

 

はすみという女性が帰宅するために電車に乗っていたところ

いつの間にか見知らぬ土地に行きつき

そこで奇妙な体験をする

というものです。

 

この話は全て2ちゃんねるに投稿され

はすみさんと、2ちゃんねるで彼女の投稿を見ている人々は

リアルタイムでやり取りをしていました。

 

不思議な土地から脱出する方法のアドバイスや

不安がる彼女を励ます投稿が数多くみられたのです。

 

きさらぎ駅の話を題材にした

創作作品も多数存在する程

根強い人気があります。

 

この、きさらぎ駅の話のどこが画期的なのでしょうか。

実況という形式は目新しいものではないと思います。

 

この話がこれまでの都市伝説と異なるのは、

話が2ちゃんねるに投稿され

体験していない人々も投稿主とやり取りすることで

物語の一部となれたことです。

 

さらに、この話ははすみさんの投稿以後

何人もの人物がきさらぎ駅に行きつき

不思議な体験をしたというのです。

 

はすみさん以後は

体験談はすべてTwitterに投稿されました。

2ちゃんねるより臨場感とリアリティが増し

見ている側もより体験談に入り込めるようになりました。

 

ネットロアはこれまでの都市伝説から

性質が大きく変化しています。

 

変化したのは、体験者と閲覧者の距離感

体験談のリアリティではないでしょうか。

 

これまでの都市伝説は

体験者は実在しないかもしれない他人という

とても遠い存在でした。

 

対して、ネットロアは他人ということには変わりないけれど

これまでより、体験者の輪郭が掴みやすくなりました。

 

体験者が実在するかもしれず

写真や電話などが物語の中で用いられることで

さらにリアリティが増しました。

 

都市伝説の持っていた

本当かどうかわからないあやふやさが

少し減ったのではないでしょうか。

 

曖昧さあやふやさが減ったことで

さらにオカルトとは異なる存在になったように思えます。

 

しかし、都市伝説ともまた違う印象を受けるのです。

「ネットロア」という新しい形式の伝承が誕生したのかもしれません。



都市伝説ってなんだろう?

 

そもそも、都市伝説ってなんなのでしょうか。

胡散臭い話!と答える方も多いと思います。

 

間違いではありませんが

都市伝説にはちゃんとした定義があるんですよ!

 

都市伝説とは、近代から現代にかけて

人から人へと伝えられる噂話の一種です。

 

都市伝説の定義には

根拠が曖昧であるか

不明であることも挙げられます。

 

また、有名な都市伝説ライターの宇佐和道さんは

「都市伝説は特定もできない程

遠い間柄の他人が体験した

起承転結の明確な話」

と定義しています。

 

宇佐氏によると、都市伝説で登場する他人は

実在しない可能性も高いのだそうです。

 

さらに、実在しないかもしれない人が体験した話自体も

嘘である可能性を含んでいるのだとか。

 

簡潔に言えば、

都市伝説はすべてが嘘かもしれないし本当かもしれない話

ということになるでしょう。

 

なんだかふわっふわしていますね。

けれども、それが都市伝説なのです。



オカルトとの違い

都市伝説において大事なのは

あくまでも根拠が不明という点です。

 

そのため

「いやいや!こんなのあり得ないって!!」

と思うような話でも

100%あり得ない話と言い切れません。

 

実在したかもしれないという可能性を秘めているのです。

話の中にリアリティが含まれていること

これがオカルトとの違いではないでしょうか。

 

オカルトは完全な嘘ではないかもしれませんが

あくまでもファンタジーな話なのです。

 

オカルトは神秘や超自然現象

科学で説明できないものを指します。

 

「隠された知識」という

オカルト本来の意味合いは都市伝説の一要素でしょう。

 

根拠のない噂というものは

もともと人目にさらされない存在だったものが

何かの拍子で表に出てきてしまった

というものが含まれているでしょうから。

 

けれども、都市伝説はオカルトのように

説明できない程のあり得ないものではないのです。

 

 

怪談だけが都市伝説ではない

現在、都市伝説には「=怪談」という

オカルトと結びつけられた印象があります。

 

これは都市伝説を商業化しようとした

メディアの戦略がきっかけで付いたものなのです。

 

確かに、都市伝説には怪談話のように

恐怖感を感じるものも多くあります。

 

口裂け女やきさらぎ駅などが

怪談系都市伝説として有名です。

 

しかし、現在の都市伝説にはあまりにも

オカルト的な印象が付いてしまっています。

 

そのため、都市伝説を取り扱った書籍や物語の多くが

ホラー扱いになってしまうのです。

 

逆に、怪談話が都市伝説として紹介される場合もあります。

都市伝説の持つ幅広さが狭まっているのではないでしょうか。

 

本来の都市伝説の意味合いは広く

特定のジャンルに留まらないものでした。

いろいろな話がごちゃ混ぜになった

カオスな状況が都市伝説の魅力でもあります。

それが狭まってしまうのは、なんだかもったいない気がするのです。

 

 

オカルトは都市伝説の要素の一部である

 

都市伝説の起源をたどると

オカルト的な自然信仰に繋がるのではないでしょうか。

 

それが近現代になり

自然信仰が廃れ少しのオカルト的要素が残り

都市伝説へと姿を変えたのです。

 

自然信仰というのは

自然界には人知の及ばない超常的な存在がいて

彼らを怒らせることで災いが起こり

彼らを信仰することで自分たちの生活が保証されるというものです。

 

例として

山には妖怪や神様がいるというものや

キツネやタヌキが人を化かしていたずらするというもの

または、海には人を引きずり込む

得体のしれないものが住んでいる

というものが自然信仰の話によく見られます。

 

自然信仰の段階ではオカルト的な色合いが大変強いです。

しかし、近現代になり自然は人間が

足を踏み入れることのできる領域になりました。

 

人間が手を加えられるとなると

信仰はなくなっていきます。

 

だって、信仰すべき神様や妖怪はいない

と分かってしまったのですから。

 

信仰を失ったことで

隠された秘密としてのオカルト要素だけが残りました。

 

これがのちに口裂け女や

UMA

UFO

異世界に繋がる村などの

都市伝説に変化していくのです。

これらの都市伝説には

話の元ネタとなった存在がいます。

 

口裂け女やUMAに関しても

不審者説や整形失敗説

奇形の動物説など根拠になり得るものが

ちゃんと存在しているのです。

 

異世界と思われるような村も

廃棄されたため昔の状態で残ってしまい

それを知らない人が異世界と勘違いした

というような根拠が存在します。

 

確かに、都市伝説にはオカルトの要素が含まれていますが

オカルトのように全く根拠がないというわけではありません。

両者は決してイコール関係ではないのです。

 

 

オカルトと都市伝説

 

オカルトと都市伝説はとても近くにいる間柄でありながら

イコールでは結べないものです。

 

都市伝説の起源にオカルトの存在があったとしても

伝えられていくうちに少しの真実が

含まれるようになったのではないでしょうか。

 

起源や根拠があいまいなものですから

多少の真実が含まれていてもおかしくはありません。

 

都市伝説はオカルトのように実証できないものではないのです。

都市伝説は起源をたどると

話の元ネタに行きつける可能性があります。

 

オカルトと都市伝説は違う性質を持つものです。

しかし、片方がなくては面白さが半減してしまうでしょう。

 

オカルト要素のない都市伝説はただの根も葉もない噂ですし

オカルトから都市伝説がなくなったらただの古臭いファンタジーです。

 

両者は互いになくてはならない存在なのです。

世の中には不思議なことがたくさんあります。

 

都市伝説として語られていることは

もしかしたら本当に起こることかもしれません。

 

不思議な体験やあっと驚くような体験が世の中にある

と思えればあなたの見る世の中は

少し色合いを変えるかもしれませんよ!



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