私が個人的にオススメ!おもしろい小説を書く作家3人を紹介!

      2019/07/05

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今回はわたしが個人的におすすめする

おもしろい小説を書く作家を3人ご紹介したします。

 

作家を知るともっと面白い!

当たり前ですが、小説は作家によって書かれますし

そして、その作家のカラーが小説に反映されます。

 

作家がどんな人か、という人となりが、文体に現れたりして、

それがまた小説をより面白くさせるスパイスとなったりするのです。

 

というわけで、山ほどいる好きな作家から、

その人のエピソードや、どんな人が合うかなども含めて

3人ご紹介いたします!

 

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オススメ小説家その① 北方謙三

 

 

最初は、北方謙三先生です!

ダンディなちょい悪オヤジ的な外見に合ったように、

「漢(おとこ)は背中で語る」というような作品が特徴の大御所です。

 

文体も、過度な描写はなく、飾り気のない文体でさらっと表現しながら、

まるで登場人物の息遣いから汗のにおいまで感じさせられる、

骨太な作品を書き続けておられます。

 

簡素な文体のため、読みやすく、

そして物語にぐいぐい引き込まれます。

 

現在は中国史を書いておられます。『三国志』や

水滸伝』などが、北方バージョンで男気あふれる作品です。

 

衰えるどころか、今が全盛期なんじゃないか?

と思えるくらい、面白いです。

 

 

さて、そんな北方先生ですが、実はデビューは純文学です。

でも、そこから十年間売れず、ハードボイルドに転向、

これが大ヒットし、一躍流行作家に。

 

酸いも甘いも経験した「漢・北方」の小説は、男性キャラも女性キャラも魅力的なのが特徴です。

 

葉巻が好きで、肩から毛が生えているほどの野性味あふれる外見と、

どこかピュアな面が合わさって、人間的にも非常に魅力的な作家です。

 

 

北方先生を読むのにオススメな人は、

・漢の世界に浸りたい人

・カッコいい世界を読みたい人

・ロマンを欲する人

などでしょうか。

 

 

オススメ小説家その② 川上弘美

 

 

続いては、女性作家の川上弘美さんです!

美人です。

 

文章も、さらりと流れる小川のような透明感を持ち、

どこか森の奥の秘所に入るような神秘的かつ畏怖を

覚えてしまいそうな世界を描く作家です。

 

世界観は、「川上ワールド」

と形容したくなるくらい、独特です。

 

『センセイの鞄』などでは緩やかに流れる時間と

惹かれあう男女の心理を巧みに描き、

 

『大きな鳥にさらわれないよう』では、

どこかの神話のような不思議で何となく怖い話、

など、引き出しの多さも特徴です。

 

一見お上品に見える川上弘美さんですが(実際上品だと思います)、

教師時代は朝から楽しい気分になる飲み物を飲んで学校に行き、

授業をしていたという、ユニークな一面も。

 

これには対談で一緒になった北方謙三先生も、

「いいなあ、そんな先生」とにこやかに。

 

デビューは、今はないパスカル文学賞という小さな賞から。

そこからしばらくは仕事がなかったそうですが、

 

パスカル文学賞は、当時には珍しいインターネットでの応募の賞で、

選考委員の一人が筒井康隆先生であるなど、

時代の先を行っていたところに目をつける、先見の明がおありの方。

 

芥川賞の選考委員としても、

的確で優しい批評に癒されます。

 

 

この、どこかつかみどころがない天女のような

川上さんの小説に合う人は、

 

・神秘的な世界に触れたい人

・言葉の妙に感じ入りたい人

・精神世界に興味のある人

などでしょうか。

 

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オススメ小説家その③ 中島らも

 

 

さて、最後は、もう亡くなってしまったのが悔やまれる

中島らもさんです!

 

死因は階段から落下したため。

当人が似たような予言をしているなど、

 

どこか人間臭く、ユーモラスで、破滅型であり、

繊細な、関西人の作家です。

 

作風は、突飛な発想からくるエンターテイメントが多く、

風刺の色合いや笑いのある部分などがふんだんに盛り込まれています。

 

自伝的体験の『今夜、すべてのバーで』では、

気分が楽しくなる飲み物にすがって生きる人の苦悩が、

 

『こどもの一生』では、退行催眠によってこどもになった大人たちが

ホラーに巻き込まれるという摩訶不思議な話、

など、引き出しも広い人です。

 

らもさんと言えば悩み深いことで有名ですが、

実は多才な方なのです。

 

コピーライターとして名を馳せ、

漫画も上手く、

ミュージシャンでもあり(『いいんだぜ』という名曲があります)、

落語もでき、

舞台を立ち上げたりと、実に色々なことをやっていました。

 

 

そんならもさんは、実は小説を書くのが

苦痛で仕方なかったそうです。

 

理由は、「頭の中に全部できあがっているものを

、一文字一文字原稿用紙に書かなければならない」からだそうです。

 

頭の中ですべてができあがっているというのは凄い事ですが、

確かに、それを書き写すだけだったら、

苦痛だろうなあ、と思います。

 

非常に頭のいい人ですが、

それを鼻にかけるようなことを嫌う人でもありました。

 

関西のエリート校である、灘中学校に10番くらいで入ったけれども、

お勉強ロボットになっている自分に気が付きグレる。

 

そこからは破滅型人生を歩んでいきますが、

らもさんは多くの人に愛された方でした。

 

映像とかを見ると、舌足らずな話し方ですが、

仰っていることは、正論なんですね。

 

らもさんが亡くなった時に町田康さんは、

「もっと書いてほしかった」と言ったくらい

ショックだったそうです。

 

一見ハチャメチャに見えて、実はまっすぐで不器用な、

どこか憎めない人、

そんな作家ですね。

 

では、らもさんの小説に合う人は、

・王道より邪道が好きな人

・B級映画が好きな人

・ロックな人

でしょうか。

 

 時代はWEB小説?ネットデビュー作家が増えている件について調査!

 

 

まとめ

 

 

いかがだったでしょうか。

 

それぞれカラーの違うオススメ作家さんを

3人紹介させていただきましたが、

 

「作家って面白いな」とか「この人のは読んでみたいかも」

となっていただければ幸いです。

 

ではまた!

 



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