私が選んだ小説の名作3選を紹介!この小説だけは読んで損はない!

   

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小説に興味はあるけどどれを読めばいいかわからない……

名作っていっぱいあるみたいだけど、どれがいいかわからない……

絶対おもしろい小説を読みたい!

 

 

そんなあなたに、もと小説読まず嫌い、いま小説大好きな私が、

読んだら「読んでよかった!」と心から思える「名作」を

3つ……それ以上あるけど、とりあえず3つ、

ご紹介します!

 

 

簡単なあらすじから

どんなジャンル?

どんな人に合う?

どんな音楽が読むときにあう?

 

そのようなことまで(あくまで個人的感想で)ご紹介いたします!

 

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私が選んだ小説の名作3選!これだけは読んで損はないその①残像に口紅を 筒井康隆

 

 

最初に紹介するのは、SF界の巨匠、筒井康隆先生の、

残像に口紅を

です!

 

 

筒井先生をご存じな方は、

「え?まあ、わかるけど、他にも筒井先生にはいっぱいあるよ」

と言いたいかもしれません。

確かに一理ある。なにせ筒井先生は、

 

  1. 誰もが思いつかないものを書く
  2. 思いついても書けないものを書く
  3. 書いてもつまらなくなるものをおもしろく書く

 

という怪物ですから。

 

 

実は、『残像に口紅を』という作品は上の3つを満たしているだけでなく、

なんと、

日本人にしかわからない(日本語でしか読めない)のです!

翻訳不可能な名作、それを母国語だから読める、

こんな特権がある作品は数少ないのですよ、ホント。

 

 

あらすじですが、

世界から五十音が一つずつ消えていきます。

あいうえお、とかが一つずつ消えていくんです。

ちなみに、最初からある五十音が消えています。

 

 

消えていく、つまり話せないし書けない、

場合によっては存在すら消えてしまう。

そんな世界の消滅がジリジリとページをめくるたびにせまってきます。

 

 

一説には、

「筒井先生はパソコンに、消した五十音に針を挿した」

つまり間違えて「消した五十音」を打とうとしたら針が刺さって痛くて気づく、

というくらい工夫したのではないか、と言われていますが、

実際は、「消した五十音」にシールを貼って区別したのだとか。

 

 

さて、この作品をジャンルで言うなら、

・SF

・実験作

の二つが見事に合わさっていると言えるでしょうか。

筒井先生はSF作家です。誰がなんと言おうと、発想がSFですから。

 

この作品は、

・日本語でしか読めない小説を読みたい人

・とにかくすごい作品を読みたい人

・大衆受けなんてクソ喰らえというアナーキーな人

に合うと思います。ハマればあなたもツツイスト。

 

音楽は、本人が筒井先生の影響を受けていることを認めているだけでなく、

筒井先生原作、今敏監督の『パプリカ』の音楽を担当した、

平沢進さんの『白虎野』を聴きながら、というのがいいと思います。

 

 

 

私が選んだ小説の名作3選!これだけは読んで損はないその②アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス

 

 

次は、ドラマ化などでご存じの方も多い作品、

ダニエル・キイス『アルジャーノンに花束を

です!

 

 

どうも二回目のドラマ化はかなりオリジナル改変が多かったようなのですが、

最初のドラマ化では、ユースケ・サンタマリアさんの怪演が光っていましたね!

もう、あの、足から映すシーンは、泣きます!

 

 

実はこれは私が「小説って本当はおもしろいんだ」と思わせてくれた作品なんです。

この作品に出逢ってなければ、小説を読まず嫌いでい続けたかもしれません。

それくらい、本をほとんど初めて読む、という人にもオススメです!

 

 

あらすじは、知的障害のチャーリーが、

「経過報告」として、知能をよくする手術の前後を記すよう言われ、

自分に起こったこと、

自分が思ったこと、

わからないこと・わかったこと、

などを書いていくという構成なのですが、

実はここに日本語訳が上手く作用しています。

 

 

例えば、最初はひらがなばかりで、誤字脱字も多いのだけれども、

ピュアな部分がぐさりと来ます。

そして頭が良くなっていく過程が文章力の上昇として見事に現わされています。

 

 

ここがキーなんですよ。英語版でも文法ミスやミススペルなどで表現されていて、

それはそれで見事ですが、

日本語訳した場合、

・ひらがな

・カタカナ

・漢字

で表現できるんですね。それが上手い!

 

 

知的障害の本人の心理、

親や職場の人間の心理、

知的障害は悪いのか?(裏を返せは「頭がいい」はいいのか?)

などなどが、チャーリーの語り口で胸にじわりじわりと来ます。

 

 

元々中編だったのが、長編でよりよくなっているのに、

中編でも重要なシーンは全て書かれているとか、もう、凄すぎです。

(※中編は『心の鏡』に収録されています)

 

 

ジャンルは、うーん、難しいですが、

・SFは入るでしょう

・ヒューマンドラマ

という感じですかねー。

実験作というのも言えるかもしれません。

 

どんな人に合うか、というと、

  • とにかく泣きたい人
  • 真剣に人について考えたい人
  • 心理学に興味がある人

などでしょうか。

 

音楽は、自らを発達障害と表明したラッパーのGOMESSさんの『あい』がオススメ。

知的障害と発達障害は違いますが、チャーリーの言葉も、GOMESSさんの言葉も、

ヘタなお涙ちょうだいより深く胸に入ります。

あ、私、たまに毒吐きます。

 

 

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私が選んだ小説の名作3選!これだけは読んで損はないその③カラマーゾフの兄弟 ドストエフスキー

 

 

最後は、「これ出すか?」「卑怯じゃないか」と言われそうな世界的名作、

ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟

です!

 

いや、だって、これ凄いでしょ?

でも、本を読み始める人にはオススメしづらいかも……。

これを最初に読んだってなったら、かえってメチャクチャ凄いですけどね。

 

 

全3巻。

作者はロシア人なので人名・地名はロシア。

出てくる人数多いから誰が誰か最初はわからない。

セリフが長い。

地の文も長い。

読むのにすごく時間がかかる。

けれどある段階に行ったら一気に読めるようになる。

 

 

といった具合です。芥川賞作家の金原ひとみさんも推薦帯で、

「上巻を読むのは1ヶ月かかるが、中・下は2、3日で読める」と書いてたなー。

 

 

あらすじは、やたらと饒舌でめんどうな父親を持つ三兄弟が、

それぞれ生きるわけですが、

長男は捕まるし、

次男は「それ短編にしてもすごいよね」ということをべらべらしゃべるし、

三男はピュアな天使だし、

まあ、この兄弟は色々苦労しながら、考え・悩み・暴れ・抑えたりするわけです。

細かく言ったところで未完の作品の大規模な部分を説明できません。読んでみてくだせえ。

 

 

ジャンルは、

・純文学がエンターテイメント的要素に入り始めた作品

と言ったら怒られるでしょうか?

でも純文学の定義ってよくわからないので、

「カッチリしているんだけど、エンタメ的な二転三転がいっぱいです」

といった感じでしょうか。

 

どんな人に合うか、というと、

  • 世界最高の作品と言われる作品を読みたい人
  • 苦痛から快楽を得たい人
  • 大長編の壁を破りたい人

などでしょうか。

 

音楽ですか、ここはあえてBLANKEY JET CITYの『BANG!』を聴きながらハイになりながら徐々に灰になりそうになるところに火を注いでみてはいかが?

 

 

 

まとめ

 

さて、個人的な小説のオススメ名作として

 

  • 残像に口紅を
  • アルジャーノンに花束を
  • カラマーゾフの兄弟

 

を紹介しましたが、

今後もおもしろい小説を紹介させていただきたいと思います。

 

読書感想文なんかいらない!

読書することは偉くない!

でも、読書が楽しいのは事実!

 

そんな私がご紹介いたしました。

最後までお読みいただきありがとうございます!

ではまた!



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