将棋プロになる方法とは?奨励会の仕組みや年齢制限の理由も解説!

      2018/07/10

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将棋のプロ棋士、それは将棋を指す者の最終目標であり憧れでもあります。しかし実際にプロになれる人はほんの一握りです。

わたしはプロは目指していませんでしたがプロを倒せるぐらいまでレベルを上げようを頑張っていた時期もあります。一日中将棋を指し続けたり夜中まで勝てる戦法を研究したりしていたなぁとなんだか思い返すと懐かしい気持ちがします。

そして将棋のプロ棋士はある意味プロ野球選手になるよりもはるかに難しいものなのです。プロ野球では年間50から60人以上の人がプロになるのに対し将棋の棋士は年間たった4人しかプロになれないのです。

今回は将棋のプロになるための厳しくて長い道のりについて書いてみたいと思います。

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将棋のプロ棋士になるための方法は奨励会というプロ養成機関に入ることから始まる

 


 

まず、プロになるための第一歩として奨励会というプロ養成機関に入らなくてななりません。ここに入るだけでも条件があって現在将棋のプロ棋士になっている人の弟子になる必要があります。

弟子にならないと奨励会に入ることさえもできないのです。弟子を取ることを断っているプロ棋士もいる中、自分を世話してくれる師匠をまず見つけるところから始まります。

一般的には今自分が住んでいる都道府県もしくは近隣の地域に住んでいるプロ棋士にアプローチします。プロ棋士側も弟子の人生がかかっていますので簡単には弟子を取りません。実力と精神力そして心を見極めて弟子を取るのです。

弟子になった後師匠から推薦されるという形で奨励会に入るための試験をようやく受けることができるのです。その試験もかなり難しいもので、せっかく師匠から推薦を受けたのにこの試験に落ちて奨励会に入れなかった人もたくさんいます。そして奨励会に入るための試験に合格してようやくプロの養成機関である奨励会に入ることができるのです。

 

プロ養成機関である奨励会の仕組みについてお答えします。プロを目指すのは大変です・・


 

さあ、奨励会にようやく入ることができましたがここから長く厳しい修業が始まります。将棋が好きで好きで朝から晩まで一日中将棋をしていても楽しいという人にしか務まりませんね・・・

私は将棋が大好きなので一日中将棋漬けの毎日を過ごしても大丈夫のような気もしますがそれが何年何十年続くと考えるとちょっと自信がなくなってきます。いや・・私だったらきっと挫折するでしょう。

それを考えると加藤一二三先生が60年以上もプロを続けられたことは驚きでしかありません。みなさん、加藤先生は本当はすごいんですよー(笑)

さて、奨励会の仕組みは通常は6級から始まり(違う級の場合あり)5、4,3,2、1級と昇級条件を満たすと昇級していきます。1級の次は初段、2段、3段と上がっていくにつれ難易度も上がり初段から2段、そして最難関の3段をクリアするとようやくプロ(4段)になれるのです。

 プロ(4段)

三段

二段

初段

1級

2級

(途中省略)

6級
(以下続く)

プロ棋士になることは本当に難しく毎年多くの奨励会生が退所に追い込まれていきます。

 

将棋のプロ養成機関奨励会に年齢制限がある理由は親心や思いやりから!?解説します。

 


 

プロになるまであと一歩の三段まで来ることができたとします。しかし最後にして最大の難関がそこには待っているのです。それは年齢制限です。

三段から4段(プロ)に26才までにならないとが強制的に退所となってしまう制度があるのです。この決まりはプロを目指す者にとっては本当に厳しい決まりです。年齢制限間近の奨励会員のプレッシャーはすさまじく多くの奨励会員がそのプレッシャーに負けて退所させられてしまうという現実があるのです。

しかし私が考えている強制退所の本当の理由は実はあると思っています。それは奨励会員の人生のためにあえて年齢制限しているというものです。ある一定の年齢に制限をすることでその人に新たな人生を歩んでもらおうという親心や思いやりがそこにはあるのです。

まだ26才だったら将棋以外にも仕事を見つけられる・・そういう思いが込められているとわたしは考えています。なんだか厳しい中に心が温かくなるような話ですね。

では、また次回。



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