羽生善治九段 竜王戦での敗因は?今後のタイトル奪取の可能性について

      2018/12/22

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羽生善治竜王が広瀬章人八段に敗れ、羽生善治九段、広瀬章人竜王となりました。

 

羽生善治九段の竜王戦の敗因はいったい何だったのでしょうか?その原因に迫ります。

 

そして羽生善治九段の今後のタイトル奪取の可能性を調査してみました。

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羽生善治九段・・・現在進行形の伝説について

 

2018年12月21日、平成最後の竜王戦で羽生善治竜王が挑戦者の広瀬章人八段に敗れてしましました。「羽生善治九段」と呼ばれる日がついに来てしまいました(涙)

 

1989年に初タイトル「竜王」を獲得してから27年間タイトルを保持し続けていました。なので羽生善治九段は30年近く九段と呼ばれることはなくなにがしかのタイトル名で呼ばれていたのです。

 

30年近くタイトルを取り続けていた羽生善治九段は間違いなく現在進行形の伝説です。伝説って現在進行形で起きているとなんとなくすごさが薄れてしまいますが何十年後に振り返ってみるととんでもない伝説が起きていたんだなぁ~とみなさん気付くでしょう。

 

将棋のプロ棋士はほとんどの棋士がタイトルを一つも獲得することなく引退しています。っていうかプロになれるだけで凄いんです。プロになれなかった人はプロの何百倍もいるのです。その強豪ひしめくプロ棋士のなかで通算タイトル獲得99期を達成している羽生善治九段は間違いなく将棋界の歴史の中で最強です。

 

史上最強の棋士であり現在進行形の伝説的存在、それが羽生善治九段です。

 

今回の竜王戦は惜しくも3勝3敗のフルセットの激闘の末、羽生善治九段が破れてしまいましたが今後、近いうちになにかのタイトルを取る可能性はすごく高いと思います。期待して羽生善治九段の通算100期を待ちましょう。

 

 

羽生善治九段の竜王戦での敗因は?

 

羽生善治九段の竜王戦での敗因は2つあると思います。この二つがなければ今頃、羽生善治竜王の通算100達成の快挙のニュースが放送されまくってたでしょうけど・・・。

 

とにかく残念がっても仕方がありませんので羽生善治九段の今回の竜王戦での敗因を見てみましょう。

 

第3局、第4局での逆転負けが痛かった・・・!

 

2018年の竜王戦は羽生善治九段の通算タイトル100期がかかっているということで注目されていました。第1局、第2局と羽生善治九段が連勝し、通算100期がもう見えた!と思ったところで第3局と第4局に落とし穴があるなんて思いもしませんでした。

 

第3局と第4局の大逆転負けが今回の竜王戦の最大の敗因だと考えます。

 

第3局は先手の羽生九段が優勢に対局をすすめて106手までで、プラス1000ポイント(これは相当有利という意味)近くになっていました。しかし107手に指した羽生九段の7五同歩が悪手!この手でプラス1000ポイント近くあったのが一気にプラマイゼロぐらいになってしましました。

 

その107手目を境に羽生九段が不利になりそのまま負けてしまいました。先手番でこの逆転負けは痛い!(将棋では先手が有利とされる。先手で負けると痛い!)

 

そして悪夢は第4局へと続いてしまいました。第4局も羽生九段が有利に対局をすすめて迎えた105手目までなんとポイントは羽生九段のプラス1883!これはプロ同士の戦いだったらもう必勝形といっていいくらい有利なんです。

 

しかし、羽生九段の106手目がまたまた悪手!7六歩と歩を一つ前に進めた手が良い手に見えて実は悪手だったんです。羽生先生でさえ間違えるんですね。将棋って本当に難しいです。

 

この106手目の羽生善治九段の手を境に攻守が逆転、羽生九段が一気に不利に。そのまま逆転負けを喫してしまいました。この第3局と第4局の逆転負けは本当に痛かった・・・。どちらか一つでも羽生善治九段が勝っていれば通算100を達成していたでしょう。

 

将棋に「たら」「れば」は禁物ですけどね・・・(>_<)。

 

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第7局の振り駒で後手を引いてしまった

 

そして敗因のもう一つは第7局の振り駒です。将棋に詳しくない人のために説明しますと・・・

 

振り駒とは歩を5枚投げて先手か後手か決めることを言います。表の枚数が多ければ羽生竜王が先手、裏の枚数が多ければ広瀬章人八段の先手になります。

 

第1局の前に振り駒で羽生竜王が先手に決まり、第2局は広瀬八段の先手、そのあとは第6局まで先手と後手をくり返すんですね。そして第7局は改めて振り駒をしてどちらが先手か決めるんです。

 

そして第7局は振り駒で羽生九段が不利な後手になってしまいました。わたしはここですでに羽生九段の劣勢を予感していました。

 

今回の羽生善治九段はツキもなかった印象です。将棋のトッププロは実力が拮抗していますので運で勝敗が決まることも多いのです。羽生九段が後手を弾いてしまったことが竜王戦で負けた敗因の一つになったと思います。

 

しかし羽生善治九段はからなず復活します。2019年に何らかのタイトルを獲得してタイトル保持者として復活するでしょう

 

 

 

羽生善治九段の今後のタイトル奪取する可能性を調査!

 

羽生善治九段はこのまま終わるはずはありません。きっと近いうちにリベンジを果たしてくれるでしょう。今後タイトル奪取する可能性を調査しました。

 

将棋には8大タイトルがあります。

 

・竜王戦・・・今年は終了

・名人戦・・・2019年3月に佐藤天彦名人への挑戦者が決まる

・叡王戦・・・本選トーナメントで羽生九段は菅井竜也7段に負け。今度の挑戦はない。

・王位戦・・・予選が始まっている。2019年夏ごろ豊島将之王位の挑戦者が決まる。

・王座戦・・・1次予選開催中。挑戦者が決定するのはだいぶ先。

・棋王戦・・・予選が始まったばかり。これもかなり先。

・王将戦・・・2019年の1月に7番勝負が開催。久保利明王将vs渡辺明棋王なので羽生善治九段が王将のタイトルを奪取するのは早くても1年後。

・棋聖戦・・・2019年春ころ豊島将之棋聖の挑戦者が決定。

 

 

というふうになっています。

 

羽生善治九段が一番早くタイトルを獲得する可能性があるのは「名人戦」です。将棋をするものだったらだれでも憧れるあの名人です。この挑戦者が2019年の3月ころに決まります。

 

羽生善治九段は現在のところ、A級で5勝1敗で2位の成績ですから、佐藤天彦名人の挑戦者となる可能性はかなりあると思います。

 

羽生善治九段の呼び方や称号は?前竜王を辞退する可能性はある?

 

いずれにせよしばらくはタイトル無冠の羽生善治九段になってしまいましたがそれが新鮮に聞こえるほど羽生さんが強かったということでしょうね。



 - 将棋