30歳過ぎた女性のリアルな恋愛を描く『東京タラレバ娘』の見所

   

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東村アキコが描く、アラサー独身女子たちの恋愛模様を描いた「東京タラレバ娘」。

吉高由里子主演で実写化もして話題になった作品ですが、いまさらだけど読みたい、
一度読んだけど久しぶりに読みたいという人に向けて、「東京タラレバ娘」の漫画を
読むときの見所をまとめてみます。

見所その① リアルな独身女子の描き方がうまい

「東京タラレバ娘」の見どころのまず一つ目は、実際の独身の友人たちを
ネタにしていることもあり主人公である「倫子」、そして友人の「香」や
「小雪」のリアルな独身女子が表現されているところです。

倫子は脚本家として、他の2人も日々の日常生活にすごく不満はない。
けれど「恋愛」は別で、どんなに仕事で頑張っていても感じる寂しさがあります。

若い頃のように自分の気持ちに素直になって表現する恋愛ではなく、
年齢を重ねるからこそ恋愛に憶病になり…。

「愛する」より「愛される」幸せを選ぼうとして、自分の気持ちを隠したり…
自分を大事にしていないことがわかっているのに、離れることができなかったり…
妻子がある人でいけないとわかっていても、誘いを断れなかったり…
お互いの関係が曖昧だったり…

女性達は、自分が幸せになれる恋愛じゃないと心の中でわかっていても、

「あの時、あーだったら…」
「もっと、こうしてれば…」

いつの間にか言葉の中に『タラレバ』を繰り返しながら、見たくない現実から目を離して
流され年齢を重ねていく、そんな女性の気持ちをありありと見せてくれます。

会話をしているときに、いつの間にか「あー、しておけば良かった」「こうだったらな」と
使っていることってありますよね。

特に年を重ねるごとに、過去を振り返ってしまって悔やむということが増えてき、
年齢を重ねるとどんどん恋愛への思いというのが変わってくる様子がわかりやすく描かれていますので、
30歳過ぎた女性の気持ちを知りたいのなら、この漫画をまず読むのが早道だと思います。

格好よくはないかもしれないけれど、それでも恋愛の為に憶病になりながらも変わっていく女性に
ついつい友人を応援したくなるような、自分を見ているような気持になって目が離せません。

見所その② 男性陣が個性それぞれで誰を選ぶのかドキドキ

「東京タラレバ娘」の見どころの二つ目は、女性3人と関わりあう男性達がイケメンで、
個性が豊かなところです。

キャラがかぶっていることはなくタイプが違うのですが、けれど恋愛に対しては、
一癖も二癖もあるような強者ぞろいで、男性はそれぞれが思う恋愛の
方法で、女性3人を振り回していきます。

脚本家の倫子においては、特に周りに高スペックな男性が集まっていて、見ていてすごく
羨ましくなるので、簡単に紹介します。

①ダサ男からの脱出・懐深い「早坂」

まず最初に出てくるのは、ダサ男だったけれども見た目もよくなり、優しくていい人な「早坂さん」。
草食系なイメージのある彼は、仕事はまじめだし浮気もしなさそうな誠実な男性です。

安定した恋愛をしたい人たちにとっては、魅力的な男性でしょう。

ただ15歳以上年下の彼氏の女の子と付き合うことを選んだりと、彼も恋愛に迷走している
感じがありますが、だからこそ「傷ついたもの同士だからできる恋愛…」と言え、
懐の深さを伺えます。

よく仕事の場面で、相手への気遣いができる大人な部分がよく見られるので、
結婚したら幸せになれそうな落ち着きと包容力があります。

②毒舌・金髪イケメンモデル「KEY」

次に出会ったのは、居酒屋で出会った毒のような辛辣な言葉をはくけれど、
実は優しい金髪でイケメンモデルの「KEY」。

俺様系のイメージのある彼は切ない過去を抱えており、凛子に対して一線を越えていながらも
「恋愛できない」と言ったり、はっきりと厳しい言葉を投げかけることがあります。

年下ながらも影があり、クールなのに甘いマスクのイケメンのギャップが
魅力的な男性でしょう。

「KEY」は結婚をしていた経験があり、その恋愛がひっかかっていますが、
良くも悪くもはっきりしたものの言い方をするので「俺のこと好きなんじゃなかったっけ」と
直球で聞くような素直な男性です。

また香に対して辛い事実を突きつけながら、背中を押して助ける行動をしたりと、
自分の考えをしっかりと持っています。

③映画に熱い、爽やかイケメン「奥田」

最後に出てくるのはバーを経営していて、高身長でイケメンマッチョな「奥田さん」。
爽やか系のイメージがある彼は、料理上手で告白もはっきりとしてくれる男性です。

映画を見るのが大好きで、自分の好きなものをグイグイと押してくる部分がありますが、
最後まで優しく温かい人柄で、趣味の映画に熱い情熱があります。

倫子と恋愛関係として関わりがある三人ですが、完璧な男性ではなく、それぞれが恋愛でダメな
部分もあるからこそ、倫子はいったい誰を選ぶのかとドキドキと同時に、自分自身が主人公
だったら、どの男性がいいか考えることができる楽しみがあるんです。

実際に周りの人に当てはめてみたり、この人だったらこういう対応をしたら一緒にいられるん
じゃないかと、恋愛ゲーム感覚で自分の恋愛能力をあげるのもいいかもしれません。

見所その③ マスコットのような「タラレバ」の言葉

「タラの白子」と「レバー」がマスコットのような存在が、途中途中に倫子にダメだしや
グサッとくる正論をついてきます。

その見た目の可愛さに反して、すごくズバズバ言ってくるし松岡修造さんのように
その言い方もアツく、一言が面白くて笑えてきたりと印象に残ります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

若い時の恋愛とは違い、年齢を重ねることで「恋愛」への考え方が変わってくることを
リアルにありありと「東京タラレバ娘」では表現されています。

恋愛は年を重ねるごとに、頭で考えてしまったり、プライドが邪魔して言い訳をしてしまったりと
「タラレバ」と無意識で使いやすくなってしまうんですよね。

そんな恋愛に行き詰ったときに、この漫画を読むことで笑ったり、前に進める気持ちが
出てくると思いますので、是非読んでみてくださいね。



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