【心理学的に考察】恋愛がうまくいかない理由とは?

   

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好きな人ができると、それだけ気持ちも明るくなって楽しくなりますよね。
できれば相手にも自分を好きになってほしいと思うし、両想いになれば一緒に
いたいという気持ちが増えていきます。

けれど、恋愛はテストのように頑張れば頑張るほどうまくいくわけでなく、
頑張ってみてもうまくいかないことが多くあります。

『いったいなぜ恋愛がうまくいかないのか』、これは世界中の誰もが経験しているので、
心理学の分野でも実は研究がなされているんです。

今回は心理学観点から、なぜ『恋愛』がうまくいかないのかを探ってみようと思います。

 

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「恋愛」の定義を共有できているかが大事

恋愛と聞くと、付き合っている男女を思い浮かべる人が多いと思います。
かくいう、私自身もそう思っていました。

けれども、そもそも若者たち自身がどのように「恋愛」を認識しているのか、
どのような行動をとっているのかという「恋愛」の大前提を研究した論文が
ありましたので、紹介したいと思います。

若者たちにとって恋愛関係を築くには「付き合う」ことが必要であり、
「付き合う」とは「告白」という儀礼的行動を通して結ばれる契約関係だという
認識があった。そして、「告白」に応じて「付き合う」ことは、性的関係を持つこと
を互いに承認するという意味をもつ。

出典:『若者たちにとって「恋愛」とは何か』 (2014,大森)
お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科『家族研究年報』No.39

この研究では恋愛関係のはじめの段階として、まず「告白」をしてOKをされると、
性的関係を持つことを含む契約がされることになるという共通の認識が確認されたそうです。

なんか契約と聞くとすごく重苦しい感じがしますが……。

ただこの論文を読んでいて面白かったのは、男女間で「恋愛」感情が違う意見で、
女性にとっては、結婚に結びつく「恋愛」が「本物の恋」となるという意見だったのに対して、
男性にとっては「恋愛感情」が伴っている交際関係はすべて「恋愛」とみなすという結果が
ありました。

この結果を見て私は「恋愛感情」の意識の違いによって、恋愛がうまくいかない部分が
あるのではないかなと感じました。

たとえば、付き合ったあと少し交際したらすぐに結婚したいと考えている女性相手に、
結婚はもっと長く付き合ってから考えるという男性の間には、気持ちのずれが生じています。

 

またその逆もしかり。

そうなるとつきあって一緒にいるものの、描いている未来が違ってきますよね。
なら、その違った部分をどちらかが我慢して一緒にいるか、またはお互いの妥協点を
探すか、もしくは「別れる」という選択肢を選ぶのか。

また論文で、他にちょっと気になったのが「親密になりたい」という欲求を恋愛と
するかどうかは、社会によって違うそうです。

講談社からでている「これは恋のはなし」という年齢差LOVEの話がありますが、
確かに「相手のことを知りたい」がすべて「恋愛感情」とは限りませんよね。

相手のことを「知りたい」という欲求があっても、恋愛に結びつかずに友情になるかもしれません。

そのためにまずつきあう前にでも、お互いが「恋愛」の定義を一度確認しておくか、すり合わせて
いかないと、恋愛が思っていたのと違うとなっても不思議ではありませんね。

 

告白の成功は短期決戦がカギ

じゃあお互いが「恋愛」に対して同じ気持ちを持っているなら、うまくいくのかというと
実は告白の成功パターンが多い時間帯や期間などがあるそうです。

これをもっと前に知っていればと気持ちでいっぱいですが……
時間帯や一緒にいる期間に注意するだけで、告白の成功率が違うのなら、
間違いなく成功パターンが多いときに告白した方がいいでしょう。

ここは確実に、恋愛する上で覚えておいたほうがよいです。

恋愛における告白の成功者のパターンのうち先行研究と一致したものは、
知り合ってから3カ月未満に夜から深夜の時間帯に告白をしていること、
二人で遊びや食事に行くなど二人きりになる交際行動を経ていること、
告白時に交際の申し込みをはっきり伝えていること、であった。

出典:「恋愛における告白の成功・失敗の規定因」(2006,小島・大田・高本・深田)
広島大学心理学研究 第6号

さきほどの研究でも、”若者たちにとって恋愛関係を築くには「付き合う」ことが必要であり”
書かれていましたので、告白するときにはっきりと「付き合ってください」と言わないといけないんですね。

確かに前、電車に乗っているときの女子高生たちの会話で「つきあっているの?」と聞いた
友人に対して「わかんない」と答えていた子がいたのを覚えています。

はっきり相手から「付き合って」と言ってないと、「恋愛」の大前提の土俵に乗れていない
可能性があるんですね。

不安定な状態の恋愛の駆け引きを楽しみたいという人もいるかもしれませんが、
告白するのなら、はっきり相手と「つきあって」と言って契約を結ぶことで、
お互いが安心して「恋愛」の一歩を進むことができるんでしょう。

是非、深夜にはっきりと相手に「つきあって」が伝わるように告白してみてくださいね。

そして告白するのにもう一つ忘れてはいけないのは、交際までの期間です。

よく恋愛に「3」という数字が大事なんて耳にしますが、この論文でも「知り合ってから3カ月未満」
の成功率が高いと書いてあります。

好きかどうかわからない状態で不安にさせてしまい、だらだらと相手を待たせていたら
告白の成功率が落ちるかもしれませんよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回紹介した論文は二つほどですが、その論文だけ見ても今すぐにでも実践できる「恋愛」を
長続きしたり、うまくいかせる方法がありましたね

心理学の論文というと、なんだか重苦しく感じてましたが、意外に恋愛のマメ知識が
入って面白かったですので、また他のも紹介できたらと思います。

結局のところ、「恋愛」をするポイントとして、

まずは「恋愛」の前提をお互いが認識すること。
そして、二人で遊びや食事に行くなど二人きりになる交際行動を経て、
知り合ってから3カ月未満に夜から深夜の時間帯に告白をすること。
「告白」をするときには、「好きです」と一緒に「つきあってください」までいうと
告白の成功率が高まるんですね。

恋愛をすることで、男女ともに良い成長をすることがたくさんあると思いますので、
是非素敵な恋愛を楽しんでください。



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